家族を支えるように、ひとつひとつ手から手へ、
良いと思えるもの、信じられるものを、自分たちの体験を通して考え、お届けしたい。
お客様の悩みを解決する商品とは? 封を開けたとき、なにを感じていただけるだろう?
誰かの毎日を支える、そんな毎日が、きょうも、だいにち堂をつくっています。
マーケティング部
商品企画・開発、広報戦略
お客様の声が、一番の原料です。
お客様の手元にお届けする商品・サービスの開発から新規顧客開拓・リピート促進、会報誌「えがお満点」やダイレクトメールの制作まで行うのがマーケティング課です。商品開発からお客様に商品をお届けした後のフォローまでワンストップでおこなうので、お客様から届いた声を直接、商品に反映できるのがだいにち堂マーケティング課の強み。
もちろん市場の流れや新しい原料など常に最新の情報を仕入れるため、毎月数回、原料メーカーの方をお伺いしたり、展示会に足を運んだりしています。
理想は、実際に使ってよかったから家族にもすすめようと思ってもらえる商品を開発すること。奥さんからだんなさん、子どもさんまでみんなに使ってもらえる商品を目指しています。
醍醐味は、お客様の反応をダイレクトに感じられること。
開発した商品をWEBやCMで告知するとすぐコンタクトセンターに連絡が入ってくるので、商品や施策に対する反応をダイレクトに感じます。社長がラジオCMに生出演したときなどは、終わった瞬間にコンタクトセンターの電話がいっせいに鳴りはじめましたから。また、お客様からのハガキやお電話で会報誌の内容が話題にのぼることもあり、そんなときは見ていただけていることが実感できてうれしくなります。
そして、直接聞かせていただける声だけでなく、注文がこんなにあるんだ、という数にも、そこにお客様ひとりひとりの暮らしがあり、だいにち堂の商品が求められていることを感じています。


EC・コンタクトセンター
ご注文受付、お客様センター
コンタクトセンターはだいにち堂の顔。
20種類以上あるだいにち堂の商品について、直接、お客様とお話しさせていただくコンタクトセンター。商品の提案やご案内を通じて、お客様の悩みを解決するお手伝いをさせていただいています。
お客様はどんな悩みをお持ちなのか。その悩みにはどの商品でおこたえできるのか。
どんなことに疑問を持たれているのか。どうおこたえすれば安心していただけるのか。
コンタクトセンターは、お客様の声を直接聞いて、お話できる貴重な場所。
お客様の声にすぐおこたえできるように、できる限り自社で対応したいと考えています。特に、ご注文が集中するような時間帯は、必ず弊社の社員全員で対応するようにしています。
マニュアルに書いていないことすべてが仕事。
通常業務に関するマニュアルはありますが、お客様の悩みは一つひとつ違うのでその場その場で対応させていただくことが多くあります。お客様のなかには、商品に含まれる成分など深い知識をお持ちの方も多く、コンタクトセンターのオペレーターではお客様が求められる言葉を正確にお伝えしきれない場合などに対応するのが私の仕事です。
お客様にとってコンタクトセンターはだいにち堂の顔となります。だからこそ、新人の教育はとても力を入れています。はじめて電話にでるときは、後ろで一緒に聞く。もしお客様に対して、ふさわしくない言葉遣いがあれば、都度、修正するようにしています。どんなにいい商品を開発しても、コンタクトセンターの対応がいたらないとお客様にご満足いただくことはできませんから。
だからこそお客様からいただくお叱りの言葉はもちろん感謝の言葉の全て、コンタクトセンタースタッフ全員の気付きとなりお客様に育てていただいているという何よりの原動力となっています。


農業事業
食品事業企画・開発
自然が相手だから、計画通りにいかないことばかり。
農業事業は、安曇野を中心とした信州長野県産の農作物を計画的に仕入れ、加工食品の企画・開発をおこなうのが役割。
農家の方や加工業者の方が出席されている商談会に行くことも多いですが、直接、農家の方をお伺いして、商談することもあります。
自然相手の難しさを日々感じさせられるというのが、正直なところです。たとえば、気象条件の影響で農作物が仕入れられなくなり、お客様にご迷惑をおかけすることもあります。
その逆にまとまった数の注文ではなくても、リスクを負って仕入れさせてくださる農家の方もあり、感謝することばかりです。
まだまだ試行錯誤している部分もありますが、多くのお客様と農家の方に支えていただきながら、安曇野の元気と安心をお届けしたいと思います。
つくり手の顔が見える安心をいっしょにお届けする。
だいにち堂であつかう農作物の選定基準はふたつ。ひとつは、長野県産であること。もうひとつは、つくっている人の顔が見えること。どちらの理由も安心をお届けするためです。
長野県は寒暖差が大きく病虫害が発生しにくいのですが、その分、農薬使用の許容量が厳しく制限されており、お米の生育を促す最小限の農薬しか使われません。その中でも、だいにち堂が扱うのは、長野県の農薬許容基準の半分以下である特別栽培米のみです。
一方で、長野県は秋から春のあいだに生産できる農作物が限られるので、お届けできる野菜のバリエーションが少なくなるのがいまの課題です。農家の方にお願いして、種類を増やそうと努力しています。
将来的には、自分たちで栽培した農作物をお届けできるファームをつくるというのが私たちの夢です。農地の確保などさまざまなハードルがあるので、まだまだ道のりは長いですが、いつかきっと。


管理課
経理、総務、人事
困ったときの管理課だのみ。
経理や総務、人事、労務にいたるまでバックオフィスから社員をサポートするのが管理課。
お客様とのコミュニケーション改善のためにできることや社内における相談ごとの窓口になります。
どの部署の誰に相談すれば解決できるかナビゲートし、ときに一緒に考えるので、社員一人ひとりのことを知りつくしていなければなりません。
そのため、仕事の幅は多種多様ですが、お客様に健康をお届けするだいにち堂社員が、よりよいサービスを提供できるよう、毎日改善を積みかさね、縁の下からささえます。
であえたご縁を大事にする。
だいにち堂でご縁があって一緒に働くことになったからには、ここで働きながら成長しつづけてほしいという思いがあります。一生懸命になって仕事に向き合い、努力を積み重ねやがて様々な花を咲かせる。そして、1人1人の力が集まって大きな力となり、会社の成長につながるのだと、少なくとも私は考えています。
新しいことに取りくむ会社なので、正直、失敗はつきものです。でも、失敗から逃げず向きあえば、経験として学べることはたくさんある。仕事なので、ときに厳しくつらいこともありますが、失敗しながら成長できる環境とそれをサポートしてくれる仲間がいるという今の環境を拡げていくことが私の使命だと思っています。


情報システム課
IT業務、マネジメント
当たり前を守るから、安心がうまれる。
コンタクトセンターにいただいたお客様の声を聞きながら、担当者がパソコンに入力する。
そのとき入力に時間がかかったり、画面遷移が遅くなってお客様をお待たせしてはいけない。
だいにち堂の社員とその先にいるお客様が円滑にコミュニケーションをとれるようすべてのシステムを24時間365日支えるのが、情報システム課の仕事。少しでも使いやすくなるよう、日々、更新を積みかさねています。
ただ使いやすいだけでなく、安心してご利用いただくのも大事。
個人情報をお預かりするので、サーバーなどは自前のものを使うのがだいにち堂の方針です。正直、手間もコストもかかりますが、ネット環境のリスクが高まる中でお客様の安心にはかえられません。
会社のダイナミズムを後押しする。
健康食品や通信販売の市場は常にダイナミックに動いているので、経営方針もその動きにあわせて変化します。それにともない、新しいシステムが必要とされるのでとてもやりがいがあります。
ただシステムを更新するのではなく、市場の動きにあわせて新しい知識や技術を取りいれ、会社の経営を後押ししている実感が持てるのはエンジニア冥利につきます。実際、だいにち堂で働くようになって、経営視点で会社のことを考えるようになりました。10年以内に、会社を今の10倍、20倍に大きくするのが、いまの目標です。


食堂
からだと心を元気に。
だいにち堂は、お客様に健康を届ける会社。だからこそ、まず社員を元気にしたい。そんな社長の思いがつまっただいにち堂の食堂で毎日昼食をつくり、社員のみんなを元気にするのが私の仕事です。調理だけでなく、献立を考えたり、食材の買いだしに行ったりと昼食にかかわることはなんでも。
管理栄養士として栄養価のバランスを考えるのはもちろん大切ですが、同じくらい昼食を楽しみにしてもらうことも大事にしています。だから、できるだけみんなのリクエストにもこたえたいと思っていて、ひとり暮らしだとお魚を焼くのが手間だから食べていないだろうなとか、揚げ物は家でつくると面倒だからたまに出すと喜んでもらえるかなと、考えながら、健康にいいものを社員のみんなに届けようと試行錯誤しています。それだけに、おいしいよ、楽しみにしてるよって言われると、元気を届けられているんだなと実感できて、私も元気がわいてきます。
食材がもつ力をひきだす。
夏野菜が体温を逃がしてくれたり、冬野菜が鍋料理になってからだを温めてくれたり。
野菜にはそれぞれ役割があるので、旬の野菜を多く使います。完全に地産地消とはいきませんが、スーパーでもなるべく地元の野菜を購入するようにしています。
安曇野をでて東京の大学に通っているとき、親が送ってくれる野菜を食べて実感したのですが、安曇野は野菜がとにかく新鮮でおいしい。
だからこそ野菜の栄養価を引き出す野菜ソムリエの資格も取得したので今後はどんどん資格を活かした料理に挑戦したいと思っています。(まだ、具体的にどんなことをすればいいかは模索中ですが)


物流(大日堂物流)
商品発送、商品管理
商品、そしてお客様にとってベストな状態でお届けする。
お客様からいただいたご注文品を一つひとつ手作業で梱包し、出荷・発送するのが私たち大日堂物流の仕事。機械には頼らず、すべて手作業でお届けすることを大切にしています。
手作業だと時間と手間がかかりますが、自分たちの目で農作物の状態をチェックし、商品にあわせて梱包をかえることができる。野菜に虫がついていたら洗いなおす。卵を扱うときは割れないようによりシッカリと梱包する。お客様があけづらくないようにガムテープを貼りすぎない。というように、小さな工夫を積みかさねることができます。商品とお客様にとってベストな状態でお届けできるのです。
物流拠点は、本社がある松川村のほか、飯田市にもあるのですが、これも、飯田市の方が野菜にとっていい気候だから。長野県産の農作物をよりよい状態でお届けすることができるのです。
パッキンだって、工夫次第で商品の一部になる。
月に数万もの商品をお送りしていますが、お客様にとっては月に1度の待ちに待った商品です。あけた瞬間の喜びを想像すれば、梱包方法もいくらでも工夫できることがある。クッション用のパッキンだってつめ方次第で、ゴミではなく商品の一部だと感じてもらうことができるのです。
だいにち堂の商品同様、包みを開いた瞬間にお客様を元気にするお届け方ができる。それが、私たちの誇りです。

